【竜操教室 塾長日記】なにをやらせてるのか、効果を考えてるんでしょうか?
book book book book book ...
次は、
school school school school school ...
さらに、
mother mother mother mother mother...
なんだと思います?
夏休みのワークの最初の方のページにあるんですよ。
中には、なぞり書きまでさせるものもあって、これって英語のワークなのか「硬筆」のワークなのかわからなくなるようなものも。
確かに、これが必要なレベルの生徒も居るでしょうが・・・
多くの生徒にとっては手がだるいだけです。
それだけでなく、単語を覚える時の手順に大きな問題を与えます。
単語を覚える時、同じ単語を続けて書いて覚えるのは効率が悪すぎます。
ところが、中学校の頃からこんなワークや授業プリントをやらされ続けているので、高校生になってもひたすら同じ単語を続けて書いて覚えようとしている生徒が結構多いのです。
単語を覚える、あるいは何かを暗記しようとしているのであれば、違う単語や違う問題をある程度セットにして、それをくるくる繰り返しながら覚えるのが基本です。
AAAAAA、BBBBBB、CCCCCC、DDDDDD、EEEEEE、・・・ではなくて、
ABCDE、ABCDE、ABCDE、ABCDE、ABCDE、ABCDE、・・・
これが基本の暗記スタイル。
そんなの当たり前じゃん、って人と、そうでない人の違いは大きいですよ。
このワークやプリント類を作っている人は、きっと「そうでない人」なんでしょうね。
困ったものです。
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