【竜操教室 塾長日記】まず解いてみようよ!
真面目な女の子に多いのですが、
授業の解説をしっかり聞き、板書を漏れなく写すことが勉強だと思っています。
それも確かに勉強の一部ではありますが、そこが目的ではありません。
目的は、次に同じ問題を解かされた時に自力で解けるようになること。
綺麗に書かれたノートやプリントを見て満足していてはダメなのです。
極端な話、ノートなんてぐちゃぐちゃでも、自分ができないところとできるところが区別され、できないところをちゃんと練習してできるようになっていれば、それで何の問題もありません。
東大生のノートはみな美しい・・・
と言うのは嘘ですよ。
美しいと言っても、見た目の美しさの話ではないのです。
もちろん、中にはものすごく見た目が綺麗なノートを書く東大生も居るでしょうが、大事なのは見た目ではなくて、そのノートを書く本人の目的に沿って書かれているかどうかです。
おそらく、東大に合格できるような生徒は、そのポイントを外さないノートを書いているはずだと塾長は思います。
実際に見ていても、成績の良い生徒が皆見た目に綺麗なノートを書いているわけではありません。
中高生の場合、「綺麗なノート」の選手権があるわけではなく、あるのは、テストだけです。
テストでは、習った内容を、何も見ないで、自力で、解答用紙に再現できる力を求められているのです。
授業に集中するのは、できないところをテストまでにできるようにするためですから、そこを勘違いしないように、自分が今していることはその目的に沿っているのかを常に考えるようにして欲しいと思います。
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