【竜操教室 塾長日記】先取りしてる場合じゃないでしょ？おそらく。

この時期の小学６年生（新中１）は、数学、英語の先取りをしている塾が多いと思います。

うちもそうですけど、英語はもちろん先取りで良いと思います。

特に、ゼロからのスタートであれば、少しでも知識が多い方が中学校での授業もスムーズに進むでしょう。

でも、数学はどうでしょう？

特に、公立中学の１学期はものすごくペースが遅く、夏休みまでに文字式の計算が終わるかどうかというレベルです。

計算問題中心で、内容もそれほど難しいわけでもなく・・・

習ってからでも、なんとでもなります。

それを今から焦って先取りするよりも、小学校の時に習った算数の基本的な知識をもう一度おさらいしておくことの方がよほど大事だと塾長は思います。

小数や分数の基本の四則計算はもちろんですが、数量関係や割合、速さ、平均、比例と反比例、それに図形の面積や体積、単位変更などなど。

小学校の時のこの基本的な知識が抜け漏れているから、文字式や方程式、関数などでも応用問題に手が出ないし、図形問題も総じて苦手ということになってしまうのです。

だから今のタイミングは先取りではなくて、復習を強く！お勧めします。