【竜操教室 塾長日記】選択問題、どう考えて解いてます???
選択問題の捉え方、それが学習においてとても大切です。
「ア~エの中から適当なものを1つ選びなさい。」
そう問われたら、正解だと思うものを1つ選ぶのはもちろん、残りの3つがなぜ間違っているのかを確認するのは「当たり前」のこと。
・・・と、塾長はこの仕事をするまでそう思っていました。
ですが、実際は違いました。
正解だと思えるものが見つかった瞬間、他の選択肢には目もくれずにそれを選んでしまう生徒がたくさんいます。
他の選択肢のどこがどう間違っているのかを尋ねると、「なんでそんなこと聞くの?」と言いたげな顔をされることも珍しくありません。
それでも、自分なりに正解を選ぼうとしているだけまだ良いほうです。
中には、選択問題の答えを雰囲気でなんとなく選び、「正解していたらラッキー」というスタンスの生徒もいます。
わからない問題に出会ったとき、最終的に勘で選ぶのは仕方のないことです。
しかし、勘で選んだからこそ、合っていようが間違っていようが「なぜそれが正解で、なぜ他が不正解なのか」を後から確認することは必須です。
ですが、雰囲気や運だめし感覚で解いている生徒は、正誤に関わらず「どうしてそうなるのか」の確認を一切しません。
くじを引くまではワクワクしても、引き終わった後は結果以外のことに興味が持てないのです。
選択肢のひとつひとつにまで意識を向け、根拠を持って取り組む生徒と、単なる「くじ引き」や「運試し」と捉えている生徒。
小・中・高と10年以上学習を続ける中で出会う選択問題の数は、何万、何十万題という圧倒的な数になります。
1題ごとの差はほんの僅かなものかもしれません。
ですが、その積み重ねが数年後に生む「思考力」と「経験値」の差は、圧倒的な開きとなって表れます。
テストで〇をつけることだけが勉強ではありません。
「なぜそうなるのか」を突き詰める姿勢こそが、確かな学力を育てていきます。
選択問題に出会ったときは、ぜひ「正解以外の選択肢」にも目を向けて欲しいと思います。
それこそが、結果を大きく変える「当たり前」の勉強の仕方なのですから。
0コメント