【竜操教室 塾長日記】カリキュラムはありますか?と言われたときのために・・・
うちの指導スタイルですが、これといったものは無いんですよね。
臨機応変というか、出たとこ勝負というか、行き当たりばったりというか。
それって、塾としてどうなん?大丈夫?というご批判は当然あると思うのですが、10年やってきての結論が自分の中ではこうなんですよ。
一人一人、十人十色の生徒たちの実情に合わせていたら、ひとくくりの対応では無理ですよ。
だから、そこが個人塾の腕の見せ所です。
勉強なんて、基本的には自分でするもの(独学)です。
塾は、その独学のサポートに徹するべきと思います。
もちろん、「独学」のやり方のセオリーというのはあると思います。
小さい頃から、やれ!と言われるから嫌々やる勉強しかしたことの無い生徒は、「独学」に向かう意識から教えていかなければいけないことも多いです。
ただ、ある程度「独学」ができるようになったら、あとはどれだけ気持ちよく「独学」が進むかをサポートするだけで充分と思います。
特に、県立の普通科進学校へ進んだら、「独学」ができないと悲惨です。
自分で自分の勉強の問題点を見つけ、自分で解決の方法を考え、自分で計画を立てて、自分で実行する。
そういうサイクルを回す中で、学校の先生を上手く使い、いろいろな教材を上手く使い、場合によっては塾や予備校を上手く使い、そういう能力を持つことが高成績への近道だと思います。
できれば、高校入試という機会を利用して、そこまでにそういう力をつけてあげたいと思っています。
「独学」をお勧めする以上、どんなカリキュラムで、どんな教材で勉強すべきかなんて、ある程度やってみないとわからないですよ。
当然、そもそもそんなステージまで上ってきていない生徒もいますし・・・。
結局、臨機応変になっちゃうんですよね。
・・・と、一応言い訳をしておきます。
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