【竜操教室 塾長日記】勉強は直前にやればいいものではない
テスト直前だから勉強する!
ごく当たり前の話のように思いますが、これは小テストや定期テストのような範囲が狭くはっきりしているときに言える話です。
でも、今まで習ったところ全部が範囲のような模試、自己診断テスト、入試などについては、直前に勉強したとしても、何かが大きく変わるわけではありません。
なぜかというと、こうした「広い範囲のテスト」で問われるのは、“覚えているかどうか” ではなく “忘れていないかどうか” だからです。
直前に詰め込んだ知識は、そもそも量が足りませんし、短期間で積み上げられるものでもありません。
むしろ、点数を大きく落とす原因のほとんどは、難しい問題が解けないのではなく、以前はできていたはずの基本問題を忘れてしまっているというところにあります。
つまり、広い範囲のテストで点を取るために必要なのは、
直前の追い込みではなく、日頃からの「忘れない仕組み」 なのです。
その仕組みとは何か。
それは、今習っている範囲とは別に、すでに習い終わった単元を定期的に復習し続けること です。
復習は、やった瞬間に効果が出るものではありません。
しかし、やらなかったツケは確実にテスト本番で現れます。
逆に言えば、日頃から少しずつでも復習を積み重ねている生徒は、直前に慌てる必要がありません。
テスト範囲が広くても、点数が安定します。
「直前に頑張る」よりも、「普段から忘れないようにしておく」ほうが、はるかに確実で、はるかに強い。
広い範囲のテストで結果を出したいなら、今日の勉強に “復習の時間” を必ず組み込んでほしいと思います。
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