【竜操教室 塾長日記】制度を変更するのはいいけれど・・・

県立高校の入試については、現在の「特別入試」と「一般入試」の二本立てから、将来的に一本化する方向で議論が進んでいるようです。


確かに、今のように3教科の特別入試で全体の8割もの定員を埋めてしまう状況では、特別入試としての意味が薄れてしまいます。


本来「特別」であるからこそ存在意義があるわけで、現状では一般入試と日程を分ける理由が見えにくくなっています。


こうした見直しの声が上がるのも当然でしょう。


自己推薦入試 → 特別入試 → 特別入試(定員増)と制度変更を重ねてきた中で、こうした結果になることは予測できなかったのかという疑問も残ります。


もっとも、日程そのものは大きな問題ではありません。


それよりも、昨年あたりから話題に上っている「一度の入試で複数校を受験できる制度(デジタル併願制)」の導入の方が、はるかにインパクトが大きいはずです。


もしこれが導入されれば、入試日程の議論そのものが意味を失います。


「デジタル併願制」の導入時期が2027年度を目指すとされている一方で、日程変更の議論が「2029年度から」を前提にしているのも、どうにも噛み合っていない印象を受けます。


ともかく、制度変更は、制度を決める大人側の都合ではなく、その影響を直接受ける子どもたちのことを最優先に考えて進めてほしいと、強く感じます。

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