【竜操教室 塾長日記】そもそも、覚え方を知ってますか?
テスト前になると、自習に励む生徒の姿をよく見かけます。
でも、その中で「暗記がちゃんとできている」と言える生徒は、実はそれほど多くありません。
成績上位の生徒は、自分なりの覚え方を持っています。
効率の差はあっても、何をどう覚えるかをある程度理解しているのです。
一方で、それ以外の生徒は「暗記のやり方」を知らないまま、ただ時間をかけていることが多いです。
教科書を眺めるだけ、赤シートで隠して終わり、何度も書いて満足してしまう…こうした「作業」では、なかなか記憶に残りません。
でも、暗記はセンスではなく技術です。
たとえば、覚える内容を細かく分けて、少しずつ確認するとか、見ずに思い出す練習をするとか、時間を空けてもう一度復習するとか。
ごく簡単なことですが、こうした暗記の基本を意識するだけで、記憶の定着はぐっと良くなります。
「覚えられない」は、やり方を知らないだけなのですよ。
だからこそ、塾でも普段通りの自習のやり方を見せてもらって、より良い方法に修正できるようにアドバイスをしています。
わざわざ塾で暗記をするなんて・・・って思わないで、今のやり方で本当にちゃんと暗記できるのか、実際に見てみないと何とも言えないのですよ。
暗記のやり方に自信が持てるようになると、必ず勉強の自信も結果もついてきます。
まずは“覚え方”から見直してみること。
それが、成績アップへのいちばん確かな近道と塾長は思います。
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