【竜操教室 塾長日記】久々に「アホちゃいます?」と思った件。

中学1年生が、学校のワークで円周と円の面積の公式を使った問題を解いていました。


円周の公式は、中学校では「2πr」と習います。


でも小学校5年生で、「直径×3.14(円周率)」って習うので、まあ、どっちでも良いじゃないですか。


使い易い方を使ってくれたらいいんですけどね。


驚いたのはそのワーク。


「直径が10cmの円の円周を求めなさい。」という問題の解き方が薄く書いてあって、それをなぞり書きするようになっているのですが、


10/2=5  2×π×5=10π  答10π ㎝


このように書いてあって、それをなぞり書きさせるようになっています。


は?


あほちゃいます?


いくら使い易い方の公式を使うからって、どこのどいつが、直径10cmの円の円周を求めるのに、いちいち半径を出しますか?


こんなことさせるから、円とか扇形とかにやたらと苦手意識を持たせるんじゃないですか。


円と扇形を公式使って解かせちゃダメなんですよ。


案の定その生徒は、その横にある類題で、「直径が16cmの円の円周を求めなさい。」という問題の解答欄に、わざわざ半径8cmを出す途中式を書いてましたよ。


このワークを作った人は、いったい何を考えているのでしょう。


びっくりなのです。


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