【竜操教室 塾長日記】言われないとやらないのか、言われるからやらないのか

勉強は本人がやるものです。


経験上、無理やりやらせても良い結果には結びつかないことが多いと思っています。


だからこそ、うちの教室で塾長が何かを無理やりやらせることはありません。


プリントが終わるまで帰っちゃダメって居残りをさせたり、


宿題をやってこなかったら残してやらせたり、


普段の日程と違う日に無理やり塾へ来させたり、


そういうことはありません。


さらに言えば、ものすごく疲れていたり、ものすごく眠かったりで勉強どころではない状態なら、無理はさせず、休ませたり、振替をおすすめしたりします。


そういうときに、無理やり勉強をさせるのはまったく効率的ではないからです。


一方で、普段の授業以外の自習や、授業前後の自習は本人の自由意志に任せていますが、本人がやりたいと思ってやる自習はめちゃくちゃ効率的です。


気が付いたら何時間も塾に居たってことはよくあります。


勉強は、本人がわかりたい!できるようになりたい!と思うところからが本当のスタートなんですよ。


親から言われたから、仕方なく嫌々塾へ来て、嫌々勉強してます・・・


そういう状態は、誰にとっても良い状態ではありません。


「でも、言わなかったら本当に何もしないから」とよく言われますが、言ってもやらないし、やっても嫌々なのであれば言うだけ無駄です。


傍から見るとわが子を1から10まですべてコントロール化に置こうとしているような保護者の方もたまにいらっしゃいますが、いつまでもハイハイと聞いてくれるわけではありません。


成長を促すためには、ぐっと我慢の時も必要ですよ。


親が言っても聞かないので、先生からお願いします!ともよく言われるのですが、うちはそういう方針ではないので・・・


ともかく塾長は、やりなさい!とただ突き放すのではなく、見守る、伴走するの方に重点を置いていますので、その点ご了承いただければと思います。

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