【竜操教室 塾長日記】今回のテストはどうでしたか?
定期テストが返却されています。
どうだったのかを本人に直接確認するのは当たり前なのですが、「微妙!」とか「忘れた!」とか言って点数をごまかそうとするのは良くない傾向です。
結果に基づいて、どこが悪かったのか、どこが良かったのか、思っていた結果とどこが違うのか、そういう分析を行うところから次回に向けたテスト勉強がスタートするからです。
結果が返ってきても、それ自体無かったことのようにして、自分の今の実力を見つめようとしないのであれば、いつまで経っても次へのスタートが切れません。
反省すべきところは反省し、改善していくことが大切です。
保護者の方も、点数を聞くなり頭ごなしに評価をするのは避けてほしいと思います。
点数を言わずにごまかす癖がついているのは、点数を言った瞬間に怒られたとか、バカにされたとか、そういう嫌な思い出があるからでしょう。
だから隠そうとするのです。
たとえ50点だったとしても、それがどういう50点なのか、ちゃんと分析評価してからでないと安易なコメントはできないものです。
塾にはいろんなレベルの生徒がいますので、90点以上を取ってくる子もいれば、同じテストで20点や30点しか取れない子もいます。
だからと言って、90点の子を単に「素晴らしい」と褒め、30点の子を単に「ひどいね」と貶めることは正しくないのです。
第一、そんなコメントだけでは絶対に次につながりません。
90点の子には90点なりの、30点の子には30点なりの良いところとダメなところがあって、次回に向けて何をどのようにしたら良いのかという改善点が必ずあります。
そこを一緒に考えて、一緒に目標設定し、一緒に改善していくことが大事なのですよ。
そうやって、階段を一つずつ上っていくことを身につけて欲しいと思います。
一般入試まであと4日
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