【竜操教室 塾長日記】やり方がわからなければやらなくても良いのか?
勉強のやり方がわからない・・・
という言い訳を聞いてはいけません。
そもそも勉強をやろうとしていないのに、やり方も何も無いのですよ。
マラソン大会に出場しているのに、走り方がわからないからと言って、一歩も前に進まないのと同じことです。
ゴールに着こうという意思があるなら、歩いてでも前に進もうとするでしょう?
歩いている姿を見て、もう少し早く進める方法を教えることはできます。
でも、歩いてもいないのに、”走り方”を教えることなんてできないのです。
子どもたちは、嫌な勉強をやらなくても良い言い訳を考えるのは天才的ですから。
理科ができない理由を聞かれたら、学校の先生の教え方が悪い!と言います。
リスニングが聞き取れない理由を聞いたら、学校の先生の発音が悪い!って言うでしょ?
それらの適当な言い訳を保護者がまともに受け取ったらもうそこで終わりなんです。
やり方がわからないのは、そもそもやろうとしている子の話です。
「勉強のやり方から教えます!」というのも、本人にやろうという意思があっての話です。
単にやり方がわからないというのは、自分は何の努力もせずに、簡単に、ちょちょいのちょいで成績の上がる、超効率的な方法がわからないというだけのことであって、そんなもん始めから存在しないのだから、わかるはずが無いのです。
100歩譲って、「わからない」のだとして、だからこそわかるようになるためにコツコツとやってみるのであって、「わからない」→「やらない」とは絶対につながらないことを理解させなければいけません。
まあ、そこが理解できなければそこまでなんですけどね。
その理解度が、結局のところ成績を分けているのです。
要するに、ごちゃごちゃ言わないで、やることをやれ!ってことです。
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