【竜操教室 塾長日記】あの日。
30年前のあの朝は、会社の人たちとスキーに行こうとしてました。
スキー板をよいしょっと車のルーフに持ち上げた瞬間、ぐらっと地面が揺れて、こけそうになったのを覚えてます。
外で立っていて揺れるなんて経験は初めてだったので、ちょっとびっくりしましたが、何事も無かったかのようにそのまま皆でスキーに行きました。
今では考えられないと思いますが、スマホはもちろん、携帯もネットも無い時代。
ラジオも聞かずテレビも見なければ、何が起きてたとしてもそれに気づくはずもなく・・・
今日はやけに人が少なくてラッキーだね・・・なんて言いながら1日たっぷりスキーを楽しんだあと、帰りの高速道路のサービスエリアのテレビ前の人だかりを見て、少しだけ異変に気が付きました。
大勢の人が見つめる画面の中では、神戸の街が燃えていました。
あ、今朝の地震ってそんなに大きかったんだ、とは思いましたが、まだまだ事の重大さに全然気が付いていなかった塾長は、帰ってすぐに寝ると、次の日も他のメンバーとスキーに出かけることにしていたのです。
それこそ、情報はテレビ・ラジオと新聞だけの時代。
テレビも見ないで、新聞も取ってなかったら、情報は何もありません。
どんな酷いことが起きているのか、本当の意味でわかったのは次の日になってからでした。
100年に1度と言われた地震がもう30年も前の話。
そろそろ本当にヤバいのでしょうか。
備えろと言われても・・・・
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