【竜操教室 塾長日記】もう一度やってみて、解ければいいってことではありません。
間違った問題に興味が無いというのは致命的です。
小さい頃からの習慣なのだと思いますが、間違えてしまったときに、その後の対処をどうしているかで学力は大きく左右されるように思います。
① そもそも、問題を解かない生徒
② 解いたあとで答え合わせをしない生徒
③ 答え合わせで間違えていても、何もしないで放置する生徒
④ バツをつけた後、赤で答を丸写ししてそのままの生徒
⑤ もう一度解き直しをする生徒
①~③は論外なんですが、でも、成績下位層は皆そんなもんですよ。
何もしないでも、できるようになると思っているのでしょうか。
ただ、④や⑤だからと言って、それを勉強していると勘違いしている状況では、やはり成績向上は見込めないのです。
え?解き直しはダメなんですか?と聞かれそうですが、解き直しはもちろんやる前提での話ですが、その前に絶対にやらないといけないのは、自分がどこをどのように間違えていたのかを確認することです。
自分のミスの原因を追究しないまま、再度問題を解いてそれが解けたとしても、ミスは無くなりません。
解けるはずの問題でもどんどんミスをしてしまうのは、自分のミスの追求ができていないからですよ。
時間をかけている割に成果が出ない原因のひとつは、ここにあります。
間違えた時には、解き直しをする前に、どこをどのように間違えたのかを追求する。
当たり前の習慣にして欲しいと思います。
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