【竜操教室 塾長日記】答の冊子は開けたまま!
ワークを自学するときって、答のページを横に開いて置いておくというのが基本です。
と言うと、えっ?と思われると思います。
答を見ながら解くなんてとんでもない!ってことだと思いますが、誰も答を見ながら解けなんて一言も言ってませんよ。
答のページを開いておけと言っただけです。
1問解きます。
その答に自信が無いのであれば、チラッと答を見て、正解であることを確認して次へ進んで欲しいのです。
もちろん違っていれば解き直しです。
どこが違っていたのかをチェックしながら、正解になるまでやり直します。
1問毎にこれを繰り返すだけです。
そのために答のページを開いているのです。
ワークというのは、類題を連続して解くことが多いのですが、ここで何か致命的な勘違いをしていたら、5問なり10問なりの類題をすべてそれが原因で間違えてしまいます。
類題が続くのは、正解の解き方を反復学習してそれを脳と体に染み込ませたいからなのですが、正解かどうかを確認せずに次へ進んでいると、下手をすれば勘違いした間違ったやり方を反復で脳と体に染み込ませてしまうかもしれないのですよ。
まとめて丸付けをするということは、そういう危険性があるということです。
あ~恐ろしい・・・と、そう考えないところが問題なのです。
特に数学は、緻密な計算力を身に付けることが大切です。
解き方がわかっているからとか、だいたい正解できるからとか、そんなレベルで満足していてはダメなのです。
解き方がわかっているということは、実際に100%正解できるということです。
何があっても絶対に間違わない、絶対にミスしません!という自信を持つことが大事なのです。
少なくとも、「九九」はそういうレベルじゃないですか?
今までに習った内容すべてで「九九」レベルの正解率を目指すのが当たり前になって欲しいのですよ。
わかります?
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