【竜操教室 塾長日記】高校の入試制度、今のままで良いのか?その②

併願する私立高校もそろそろ選択をしないといけない時期。


とは言え、ほとんどの高校が合格基準の内申点を公開しているので、それを目安に選択すれば良いだけのことです。


・・・え? それってどういう・・・


いや、だから今お子さんの内申点が34ありますが、2学期末の段階でも34あれば、〇〇高校の▲▲コースと、〇〇学園の☆☆コースについては出願した時点で「合格おめでとう!」ってことですよ。


入試は無いのですか?


一応セレモニーとしては入試を受けますけど、その前から合格が決まってます。


そう保護者の方に伝えると、驚かれることがよくあります。


もう何年もこの制度を見てきているので、感覚が麻痺しているのですが、岡山の私立高校は大半がそういう「当日のテストの点とは関係なく、内申点だけで合格が決まっちゃう制度」というのを採用しています。


中学校の内申点なんて、学校によって基準も曖昧で、先生によっても基準がよくわからないし、その上絶対評価だから5が何人いても良いような数字なのに、その内申点だけで合格が決まるってちょっとおかしくないですか?と思うのが普通の感覚。


関係者には当たり前の話でも、そりゃ、知らなかったら驚きますよね。


もし私立専願だったら、それで入試は終わりですし。


やっぱりちょっと問題なんじゃないかと思うのは、昭和の人間だからでしょうか。

0コメント

  • 1000 / 1000