【竜操教室 塾長日記】いや、当たり前の基準を上げていこうよ!

通知表の結果が出そろってきました。


中学生の通知表の評価は、3・4・5の3段階評価ですよ!と常々伝えているのですが、じゃあ俺の「2」は何なんですか?って聞き返されるわけです。


「2」というのは先生からの警告です。


もちろん「1」はもっと強い警告です。


テストの点数と提出物、そして授業態度などから総合的につけられる評価ですが、真面目に取り組んでいれば、テストの点数がとんでもなく低い場合を除いて、「2」はつかないのが普通です。


提出物をちゃんと期限内に全部出して欲しいとか、授業中におしゃべりをしていたり寝てばかりいるのではなく、ちゃんと前を向いて話を聞いて欲しいという先生のお願いなのですよ、「2」や「1」というのは。


「2」や「1」が当たり前につくものだ・・・と思っていてはいけません。


私立高校の中には、推薦の条件の中に「3年間を通して1が無いこと」とはっきり書いてあるところもあります。


通知表の点数がたった1点足りないだけで、推薦がもらえなかったり、合格がもらえなかったり、あるいは、「2」や「1」の教科が一つあるだけで不合格になってしまったり、評定というのはそういうシビアなものです。


3年生になってから、入試直前になってから、そのことに気が付いてももう遅いですから。


新学期に入るにあたって、1年生にも2年生にも、今から危機感をもっともっと持たせていかなければと思います。

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