【竜操教室 塾長日記】先取りするのはなぜですか?
この時期なのですが・・・
中学受験を目指す優秀な小学生が、塾では新しい学年に上がって先どりをしていくと言うのは自然な流れと思います。
でも、普通の生徒たちが先どりをしていくのはちょっとどうなんでしょう???っていつも思います。
例えば6年生が中学校の内容を先取りする。
あるいは、進路が決まった中3生が高校の内容を先取りする。
先取りするのは1学期の学習内容なわけですが、1学期の学習内容は基本的には易しめの単元のはす。
先取りする必要ありますか?ってことです。
そんなことよりも、今までに習った内容の中での重要単元がちゃんと定着しているのかどうかの方が大切だと塾長は思います。
小6ならば、小数・分数の四則計算、倍数・約数、単位当たりの量、割合、速さなどの数量関係が理解できてますか?
中3生も同じく、文字式の四則計算、平方根の四則計算、方程式、関数などの基本的な計算をスムーズに解くことができますか?
その辺りが問題無いのであれば良いですけどね。
前に習ったことを忘れてしまっているのであれば、今先取りしたってテストの時には忘れてますよ。
他の教科だって同じようなもの。
だからこそ、この時期、うちは復習から組み立てます。
なんでもかんでも先どりすれば良いってわけではありません。
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