【竜操教室 塾長日記】学校の成績や評価ってものすごく大切ですよ!
中学校の成績は高校入試に反映されます。
県立の一般入試では点数化されますし、私立高校だと中学の評定平均だけでほぼ合格が決まったりすることがあるので、とても重要です。
じゃあ、高校の成績はどうでしょう?
塾長が高校生の頃は、高校の成績にはあまり興味はありませんでした。
もちろん良ければうれしいし、悪ければへこみますが、だからと言って目標を持って授業やテストに取り組むでもなく、ただなんとなくだらだらと過ごしていました。
課題は出さないこともあるし、授業中に眠たくなることもよくあったし、定期テストだからと言って特別勉強をしたわけでもなく・・・
結果、評定平均は4を大きく下回る数字。
学校が遠かったこともあって、欠課や遅刻、欠席もそれなりにしてしまい、おせじにも良い通知表ではありませんでした。
でも、大学入試では高校の成績は関係なく、当日の試験の点数だけで合否が決まるものだと思っていましたので、あまり気にしていませんでしたし、実際にそうでした。
当時は、ほとんどの受験生が一般入試を受けて入学していましたからね。
大学へ進学するのに、高校は卒業さえできれば、成績や評価はどうでも良かったのです。
塾長の世代、つまり今の高校生の親の世代は、総じてそういう印象を持っていて、高校の成績にあまり強い関心を持たれていない保護者の方がまだまだ多いのですが・・・
今や、推薦、AOなどなど、一般入試以外の手段で入学する生徒が全体の5割にもなろうかという時代です。
そういう入試方法で受験するには、学内で良い成績を取っていることが必要なんです。
評定平均が高く、部活や生徒会活動、その他の課外活動、ボランティアなどの実績がある生徒が推薦され、どんどん合格していきます。
もちろんですが、推薦要件に、駿台模試や進研模試の偏差値なんてありません。
模試でいくら好成績を取っていても、最後の最後、本番の入試を受けてみないと合否はわかりません。
でも、学校の成績や評価を高めておけば、推薦やAOでの受験機会が増えるだけでなく、合格確率だって高まるのです。
しかも、かなり早い時期に。
要するに、大学進学に対する学校の授業や定期テストの比重の重さは、昔とは大きく違うのです。
この現状を、生徒本人はもちろんですが、それよりも高校時代、高校の成績なんてあまり気にしなかった保護者の方々に特に理解しておいて欲しいと思います。
高3になってから、「え?あの大学へ行くのに、そんな制度があったの?」と思っても、もう手遅れですから。
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