【竜操教室 塾長日記】水を飲む気があるか?ってこと。

問題を解いている時に、解けないと悔しいとか、どうしてそうなるんだろう?とか、解けたら気持ちいいとか。


そういう考えや気持ちを持つことって根本的なところだと思うのです。


そうじゃなくて、この問題を解いたら何か得になるのか?とか、これができるようになって何の意味があるの?とか。


そういう風に考えてしまう人は、成績を上げるのはなかなか厳しいですよ。


本人に解こうという意思が無い限り、どんなに素晴らしい先生が、どんなにわかりやすく教えたとしてもどうしようもありません。


もしも本人の意志を変えることができる先生がいれば、それは素晴らしい先生だと言えるのでしょうが、残念ながら塾長にはその力がありません。


1週間の中でたった1時間や2時間一緒に居ただけで、「やる気」の無い生徒に「やる気」を出させることができるのなら、そこは本当に素晴らしい塾だと思います。


うちも理想はそうですが、正直、現実的には厳しいのです。


「馬を水飲み場に連れて行くことはできても、強制的に水を飲ませることはできない」


というのはイギリスのことわざだそうです。


ほんと、その通り。

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