【竜操教室 塾長日記】まず自分で調べなさい!
わからないことがあったらすぐに先生に質問しなさい!
というのは間違ってますから、小さい時からそういう風に教えるのは止めて欲しいと思います。
わからないことがあったら、答を見るか、解説を見るか、答につながるヒントを探すか、まずは自分でできる行動をするように指導すべきです。
答と解説を見たけどよくわからない、納得できないときに初めて先生を頼りにするようにすべきなのです。
単語の意味を聞いたり、漢字の読みや書きを聞いたり、用語問題の答を聞いたり、先生をただの答替わりに使ってなんとも思わない時点で、自律的な学習はまったくできていません。
そもそも、やるべき問題を親が指示して、その答え合わせも親がして、解き直しの指示も親がして・・・
子供は言われたことをハイハイとやるだけ。
そんな環境の中では、自律的な学習ができる能力がつくはずがありません。
中学生になるまで自律的な学習をしてこなかったら、当人にとってはそれが当たり前の学習スタイルですからね。
矯正するのは大変なのです。
だからこそ、できるだけ小さいうちから自分でできることは自分でやらせるようにしていかなければと思います。
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