【竜操教室 塾長日記】確かめ算は当たり前なのですよ!!

確かめ算って当たり前だと思っていたんですよ、こういう仕事をするまでは。


たとえば簡単な例で言うと、


360ー195=165 


と解いた直後に、195と165を足してみて360に戻ることを確認するわけですが・・・


これって当たり前の作業、計算の一部だと塾長は思っていたのです。


ところが、実はほとんどの生徒がこうした「確かめ算」をしていません。


自分の計算結果を100%信じているというか、自分が計算ミスをするなんて考えても居ないのですね。


もし、この計算結果を使って次の計算をし、さらにその結果を使って次の計算をするとなったとき、最初の計算が間違っていれば後の計算はすべて無駄になるんですよ。


そんな面倒なことになるのであれば、ひとつひとつ確かめ算をして、慎重に解くべきではありませんか?


そう伝えても、生徒たちは「解き方がわかっていればそれで良い」と思っていて、「最後まで解き切って正解できるのか、計算ミスをどれだけ無くして正答率を上げられるのか」についてはあまり重視していないように思います。


数学で差がつくのは、難しい問題を解くことよりも、簡単な問題や解き方のわかっている問題をいかに正確に解くかなんですけどね。


テスト慣れをしていないと、解き方がわかったらそこで満足してしまい、計算ミスは仕方が無いと思っています。


解き方がわかることと、最後まで間違わずに解き切ることはまったく別の話です。


どんなレベルの計算においても、確かめ算が当たり前になるように指導していかなければと思います。

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