【竜操教室 塾長日記】なんでも他人任せにしないで自分で考えること!

「先生!今日授業で使う問題集を忘れました!」


で?だからどうするの?


そう聞き返すと、詰まってしまうようではダメなのです。


忘れたという事実の報告は当然としても、だからその問題点をどのように考え、どのように対処するつもりなのかまで、自分でしっかり考えるようにして欲しいと思います。


問題を起こしたのは自分の責任。


それなのに、その解決は他人に任せる。


先生に聞けば、あるいは親に聞けば、「それなら、〇〇〇のようにしなさい!」という指示が必ずもらえる。


そういう環境にずっと居ると、自分で問題を解決しようという意思も、自分の問題には自分が責任を持つという意識も、育つはずがありません。


これからの世の中は問題解決能力が問われると言われて久しいですが、実際の教育現場ではただ先生や親の言うことにはいはいと従うだけの生徒たちもまだまだ数多く存在しています。


日常のいろいろな問題について、自分はどう思うのか、自分はどのように解決していくのか、そういうことを常に考えられる生徒を育てていかなければと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000