【竜操教室 塾長日記】数学だって、勉強法は他の科目と変わりません。

過去にやったことのある問題を、テストでいかに再現するか。

勝負はそこ。

差がつくのもそこ。

難しい問題や皆ができないような問題を解けることに越したことはありませんが、その前に、ほとんど皆ができるような問題や過去にやったことのある問題を完璧に解くことの方がその何倍も大切なのです。

そのためには、同じ問題を繰り返し解くこと。

もう答を覚えちゃったから意味ないです・・・と言いたくなるぐらいまで繰り返して解いていますか？

英単語の暗記とやることはなんにも変わりません。

いくら英語のセンスがあったって、知らない単語を答えることはできないのと同じように、数学もまったく知らないことを答えることはできないのです。

大学入試では、英単語を6000語覚えているのか10000語覚えているのかでまったく理解度や結果が違うわけで、数学だって同じですよ。

解法がすっと浮かぶ基本的な問題をどれだけたくさん記憶できているかがベースの部分になります。

英語が苦手だ！という生徒に限って語彙が極端に少ないことが多いのと同様に、数学が苦手だという生徒に限ってごく基本的な公式や解法を覚えていないまま放置しているのです。

とにかく、解法が記憶に染み付くまで、同じ問題を繰り返し解くようにして欲しいと思います。