【竜操教室 塾長日記】出せと言われたら、出すように指導はしますけれど。。。

この前記事にしたばかりなのですが、中学校や高校は教科によって担当の先生が違います。


なので、宿題を出す量については各先生にお任せされているわけで、教科間での調整というものはありません。


それぞれが思いつくままに好き勝手に宿題を出すわけですよ。


そうすると、運が悪ければ、担当の先生が一度に宿題を出して、それらがすべて重なって、短期間では膨大な量になってしまうということが起きます。


そして、それは「宿題を出した方が良いよね~」と多くの先生が思う期間について顕著になります。


要するに、ゴールデンウィークなんて、まさにその期間に当たるのです。


学校が休みになるのだから、その分を家庭学習でやりなさい!という意図だと思うのですが、先生方が考えるほど生徒たちは暇とは限りません。


むしろ熱心に部活動をやっている生徒なんて、普段よりも忙しくて、普段よりも疲れる上に、家族のお出かけにも連れていかれ・・・というのが実情です。


そこに各教科の先生が調整もせずにどんどん宿題を出したらどうなると思います???


まあ、中には文字通りお休みで暇してる生徒も居るでしょうが、結局のところ、答を丸写しして、やっつけ仕事でやるようになってしまっては、本末転倒です。


とにかく、休みだからとりあえず出しときました!みたいな宿題は無駄じゃないですか?


提出物は期限通り提出するのが当たり前ですが・・・


それが結局は、やらされないと自分ではできないし、もちろん自主的にもやらないという状況を助長する悪循環にならないようにしなければいけないと思います。

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