【竜操教室 塾長日記】ChatGPTって何?・・・と言っている場合ではありません。

やっぱり・・・と言うか、当然と言うか、今さらと言うか。


文科省が今話題のChatGPTの学校現場での利用についての方針を検討することになったそうです。


前にも指摘した通り、小論文にしても感想文にしても日記にしても、およそ文章を書くというすべての場面で、このChatGPTを利用することの是非が問われるだろうということ。


「〇〇の感想文を書いて!」とお願いすれば、丸ごと作成してくれますし。


そこまでいかなくても、「〇〇の感想文を書くときのポイントを教えて!」という使い方もあるだろうし、「書き出しのパターンをいくつか教えて!」というのもあり。


バカとハサミは使いよう ではありませんが、まさにその使い方が問われるツールであることは間違いありません。


今までのように単に「〇〇の感想文を書いて来て!」という課題の出し方で測れる能力はいったい何なのかを出題側がしっかり考えなければならないと思います。


とは言え、生徒たちにこの話をしてみても、「ちゃっとじーぴーてぃー???てなにそれ?」という生徒の方がまだまだ多いのも現状です。


今のところは、自力で作文を書いてもちゃんと書ける、能力の高い生徒ほどChatGPTの存在を理解していて、そういう生徒ほど自分にとってまともな使い方を考えられるわけで・・・


逆に感度の低い生徒は、ChatGPTの存在も理解できていないし、それを使ってみようという発想にも至っていないのが現実です。


ともかく、生徒たちに浸透する前に、まずは学校側、指導者側が認知して理解して熟慮することが早急に求めらえているのは確かと思います。

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