【竜操教室 塾長日記】指導を始めるには、まず自学の点検から
先生の話を聞く時間と、自分で問題をやってみたり用語を暗記したりする時間のバランスの問題です。
家で全然勉強しないんですよ~という場合は、圧倒的に自学の時間が不足している場合が多いです。
こういう生徒にどれだけ講義を聞かせても、どれだけ宿題を出しても、ほとんど効果はありません。
まず自分で勉強するという時間を増やしていかないと、何も始まらないのです。
だからうちは自学指導を中心にしています。
そして、一人で勉強をやっているときに、どういうやり方で勉強をしているのかの点検がまず必要なのです。
ほとんどの生徒が、自学のやり方を間違えているか、あるいは効率的に学習できていません。
そんな状態で宿題だけ出して自学の時間を増やしたとしても、間違ったやり方や非効率的なやり方をさらに身に付けてしまうだけで、何も良いことはありません。
親が勉強を一緒にやることの多い小学校の低学年ならまだしも、中学生にもなると、誰かに自学を見守ってもらったり、問題点を注意されたりする機会はほとんどないので、修正できないのですよ。
だから、うちではまず自学の様子を見るのです。
学校のワークやプリント類をどのように学習しているのかの点検をするのです。
それで何も問題無いねってなるのは、限られた上位層だけですから。
長い時間机に向かっていればそれで安心なはずが無いのです。
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