【竜操教室 塾長日記】学校の課題は終わらせることが目的ではない。
3月もそろそろ終わりということで、春休みの宿題がそろそろ終わり始めた中学生がちらほらと・・・。
先生、終わったら何したらいいですか?
そりゃ、反復に決まっとるがね。
え~、せっかく終わったのに~(>_<)
こんなやりとりが毎年、毎シーズン繰り返されるわけで、それだけ課題の目的を理解できていない生徒が多いってことなんです。
そりゃね、1回目で自力でほぼすべて答えられるような簡単な課題ばっかりだったら反復する意味はありません。
でも、1回目で知らなかった知識、答えられなかった問題を今は答えられるようになったのかってことが一番大事なんですよ。
どうしても、目の前の課題を一通り解いて提出できるようにすることが最終目的になっていて、それが自分の学力アップのためにどう影響しているのかというところまで考えられていないのです。
極端な話、課題を提出できるようにするだけなら、さっさと答を丸写しすればいいんです。
それが一番早くて、一番楽です。
それをやらない理由はなんですか?
見つかったら誰かに怒られるからですか?
実際、丸写しだけして提出している奴もたくさんいて、そいつらをいちいち捕まえて先生が怒っているかというと、そんなことないでしょ?
でも、丸写しは嫌だ、ズルい、卑怯だ、心が痛む、・・・だからやらない。
なんてそんなどうでも良い理由で中途半端な気持ちで中途半端に時間をかけて課題をやるのは止めた方が良いと塾長は思います。
ちゃんと課題をやりたい、学力をアップしたいって思うなら、1回目で自力でできなかった問題をもう1回、もう2回と、できるようになるまで反復で解き続けないと意味がありません。
やるなら、ちゃんとやる。
自分がしていることの意味と目的をしっかり考えて行動できるようになって欲しいと思います。
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