【竜操教室 塾長日記】つまりそれが勉強を教えるってことです。
中学校の教科書レベルで習う図形の証明なんて、同じこと書いてるだけなんですよ。
意味わからん!って、よく言われますけど、同じ問題、同じパターンの問題を繰り返し3度、4度と解かせれば、スラスラ書けるようになります。
同じこと書くだけだし、計算ミスも起こりえないし、なんて習得しやすい単元なんでしょう。
普通はそれだけでそこそこできるようになります。
ところが、証明ができないままになる生徒というのは、同じ問題を繰り返すということをやらないのです。
1度解いた(というか答を書き込んだ)問題は、2度とやりません。
彼らにとっては、問題を解くというのは答を書き込んで丸付けをすることですから、もう終わったところをもう一度やるってことが無駄だと思ってるんですよ。
そういう生徒は他の単元、他の科目でも同じ考え方です。
2回目、3回目、できるようになるまで繰り返すという概念がそもそもありません。
テストで答を書けるようになることが目的であれば、書けるようになるまで解きなおすのが当たり前です。
目的が間違っていれば、やることも違ってきます。
できないことをできるようにすることが目的なのだと懇々と諭すしかありません。
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