【竜操教室 塾長日記】春休みだって、入学前だって、宿題はあるのです。

市立操山中の新入学制向けの物品販売があった火曜日。


さっそく入学までの宿題の問題集が渡されたようです。


ちょっと前なら、春休みの宿題なんてあり得なかったですが、最近は小学校でも春休みに宿題が出されるのが普通になりました。


そして、新学期が始まればすぐに市や県独自の「学力アセス」という名目の実力テストがあります。


テストに向けて、直前に一通り今まで習ったことを復習しておく・・・


だから春休みにも宿題を出す・・・


自然な流れと思います。


どれもこれも、小6と中3で春休み明け行われる「全国学力テスト」での県の全国順位を上げるための対策以外の何物でもないと思うのですが、教育委員会にずばり聞くと「そんなことはない!」って否定するんでしょうね。


塾長は春休みにも、夏休みや冬休みと同様に一定量の宿題を出すのは賛成です。


それがたとえ学力テストの順位対策であっても、結果として子供たちの学力アップに貢献するものであれば大歓迎です。


でも、あからさまに「学テ」の対策だとすると、必ず、「点数対策では学力の現状を把握するという本来の目的から逸脱するので、本末転倒だ!」「点数主義に陥るのは本来の教育ではない!」って反対する人が出てくるので、そう言えないんでしょ?


でも、そもそも現状を把握するのは成績(つまりテストの点数)を向上させるという本来の目的のためで、現状把握だけが目的化してしまうことの方が本末転倒のように思いますけど。


まあ、もし正直ベースだけで話が進められるといろいろ問題が起きるわけで・・・


だからこそいろんなところで隠蔽や嘘、忖度が起きるんですね。


世の中大変です。

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