【竜操教室 塾長日記】なんでもかんでも先取りが良いわけじゃないですから。

今日から本格的に新年度・・・


と言っても、卒業生15名が抜けた影響は大きくて、まだまだすべての時間帯で余裕がありますので、塾をお探しの方はぜひご検討ください。


さて、新中1生の授業ですが、他塾では”正負の数”や英語のBe動詞など、中学校の内容を先取りで今教えているところが多いようです。


うちはこの時期、小学校の内容の復習中心です。


小学校の内容がきちっと理解できていれば、中1の1学期の学習内容なんて楽勝のはずです。


中1の教科書の最初の方の内容はとてもとても簡単なので、先取りでやってもなんだかわかった気分になります。


その良い気分を入学後もずっと継続できれば良いのですが、それが慢心になってきたころから突然授業が難しくなって、いつの間にかさっぱりわからなくなる・・・


それがちょうど夏休み明けの課題テストか2学期の中間テストぐらいで、そこで慌てて塾を探し始めるってパターンが多いように思います。


だから、そんな簡単な内容の先取りなんて今やっている暇があるのなら、それよりも小学校の範囲の基本の見つめ直しをしておく方が100倍力になります。(と思ってます。)


学校の授業は、学校のペースに合わせて自分で理解できるようにしていくのが一番効率的ですよ。


習ってからでも十分です。


それが物足りないほど能力の高い生徒であれば、先取りの意味はありますけどね。


多数派ではありません。


焦らず、ゆっくり、積み上げていきたいと思います。

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