【竜操教室 塾長日記】同じことを何回も言ってる場合ではありません。

結果が出てからの話です。


テストの点数がなかなか取れないのは、勉強のやり方がわからないからだ・・・


とよく言われますけどね。


ほとんどの場合で、そこが理由ではないということを理解して欲しいと思います。


それにこの言葉、テスト直前にはほとんど聞かれません。


例えば来週単語の100問テストがあるとして、点数を取るためには単語を覚えないといけないわけです。


で、「どうやって覚えたらいいかわからない」って言われたとします。


そりゃ、初めてテストを受けるんだったら、もしかするとわからないのかもしれませんが、そうでなければ、先生や友達や親など、過去に誰かからアドバイスは受けているはずです。


例えば、ノートに10回書けばいいんだよ~・・・だりいっ!


あるいは、口に出して何度も読んでみるとか~・・・恥ずかしっ!


それに、最近はスマホのアプリで良いのがあるよ~・・・めんどくせっ!


ということで、結局何も行動してないんです。


1回通りプリントを埋めるぐらいはしているかもしれませんが、それだけでテストの時にすらすら書けるようになるわけがありません。


何もしないままテストを受けて、当然のようにひどい点を取って、その上で「だって勉強のやり方がわからないもん」って言い訳を言ってるだけです。


だから常に結果論であって、テスト直前に「やり方がわからない」なんてことはほとんど聞きません。


子供たちに、面倒なことをやらない理由を言わせたら天才的ですからね。


そりゃ、自分がやらないのを棚に上げて、学校の先生の教え方が悪いとか、授業中に友達が邪魔するとか、何とでも言いますよ。


結果が出た後の話です。


そんなもんいちいち真に受けてる場合ではありません。


仮に本当だったとしても、結果が出なくて困るのは自分自身だし、言い訳があってもハンディはもらえないということを理解してもらわなければいけません。


失敗を経験し、反省し、失敗を繰り返さないために次の行動を変えていく、そういう流れを身に付けてほしいと思います。

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