【竜操教室 塾長日記】わからないからなのか、面倒だからなのか。
問題集を解いていて、やらずに飛ばしてしまうページや問題に注意です。
その問題を飛ばすのは、「難しくてわからないから」ですか?
それとも「面倒だから」ですか?
わからないからやらないのと面倒だからやらないのはまったく意味が違います。
その区別が自分でもついていない生徒が多いです。
実際には面倒そうだからやらないだけなのに、「わからない」と言い訳をしているのです。
「面倒だからやらない」と言うと怒られそうですが、「わからないから飛ばした」と言っておけば怒られなさそうだからです。
簡単そうな問題、楽に解けそうな問題ばかりをこなして、面倒そうな問題を「わからない」という言い訳で飛ばしていきます。
そうしているうちに、自分でもどうしてやらずに飛ばしているのか、面倒だからなのかそれともわからないからなのか、いつの間にかまったく区別がつかなくなってしまいます。
そして、本当はやればできるのに、面倒そうだから飛ばしていただけの問題が、いつの間にか「わからない問題」に分類されてしまうのです。
気が付くと、そこら中が「わからない問題」だらけになってしまいます。
面倒だからやらないのか、わからないからやらないのか。
自分なりにはっきりと区別をつけて欲しいと思います。
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