【竜操教室 塾長日記】面接はそれほど深刻になる必要は無いけれど、大切な勉強の機会です。

入試はテストだけでなく面接があります。(一部の私立を除きますが)


人生で、おそらく初めて面接を受けるだろう生徒たちの緊張感は日に日に増していきます。


直前になると、もはやテストの出来不出来よりも気になるほど。


でも、そんなに心配することはありません。


そもそも、集団面接の数分間で、果たしてその生徒のどの程度を見分けることができるでしょうか。


皆それなりに面接練習もしているわけですから、良い意味でも悪い意味でも明らかに「おっ、こいつは凄い!」と思わせるほどの違いが無ければ、合否への影響はほとんど無いと言ってもいいと思います。


だから、それほど思い詰めることはないのです。


ただ、矛盾するようですが、だからと言っていい加減に考えて良いというわけでもありません。


これからの人生で、自分の大切な進路が面接の印象で決まってしまうということはよくあることです。


面接は、その人の能力だけでなく、人となりをすべて見られます。


面接だけではありません。


普段から、自分はどのように見られているのか、どのように見られたいのかを意識して行動しているかどうかは、ここぞ!という時に大きく影響してしまうかもしれません。


中学生では、今までの人生の中でそんなこと真面目に考えたことないって子がまだまだ多いはず。


高校入試という大きな節目で、そういう機会を経験できることはとても大切なこと。


しかも、多少の失敗は何の問題もありませんし。


どういうことを求められ、どういう風に応じなければいけないのか。


想定される質問への自分なりの答を真面目に悩むことで、今までの自分を見つめ、これからの自分についても考えていく良い機会にして欲しいものです。

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