【竜操教室 塾長日記】わからない問題はとりあえず受け流す。

自習をしているとき。


つまり、そばに誰も質問できる相手がいないときに、わからない問題にぶつかったらどうするかということなんですが・・・


少し考えてわからなければ、とばして次へいきましょう。


わかるところからやればいいんですよ。


この切り替えができない生徒、多いです。


わかるまであきらめずにしっかり考えようって言われてきたのか、それとも几帳面な性格でとばして空欄にするのが嫌なのか。


わからない問題をずーーーっと見つめつづけたまま時間だけが過ぎ去っていくのをよく見ます。


他にやること、やれることがいっぱいあるんですけど。


学習スキルをあげる上で大切なことは演習量を稼ぐことなのに・・・


それに、勉強で一番苦痛なのは、わからないことを考え続けることです。


できる問題をサクサクと解いていくときはそうでもないですが、わからない問題にぶつかって全然前に進めないときほど嫌なことはありません。


その苦痛の状態をずーーーっと続けていたら、そりゃあ嫌な勉強がさらに嫌になるのも仕方がありません。


わからなかったら、とりあえず受け流しとけばいいんです。


後でもう一度解き直してみたら、自然にできるようになっているかもしれないし・・・


別に、答を見てもいいし、誰かに質問してもいいわけで、全部ひとりで受け止めて今なんとかしなければいけないということではないでしょ?


もちろん、テストのときは全部自分ひとりで解決するしかないですけどね。


テストじゃないときまで、自分だけでなんとかしようと思うから辛いのです。


辛いし、進まない。


進まないから、演習量が稼げない。


演習量が稼げないから、スキルがあがらない。


スキルがあがらないから、わからない問題に多くぶつかる。


そういう悪循環をどこかで断ち切らないといけないのです。


だからこそ、わからないなと思ったら受け流す!


そういう切り替えができるようにして欲しいと思います。

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