【竜操教室 塾長日記】何を想定して準備しているかで手段は変わるもの

場合の数の階乗の計算とか、順列の計算とか。


結構大きなかけ算や割り算になることもあるのですが、それを涼しい顔でスマホの計算機で解いている高校生を見ると、なーんも考えてないことがよくわかります。


いや、計算機を使うのが悪いと言っているわけではありません。


そんなことより、何のためにその問題を解いているのかという想定ができてますか?ってことです。


例えば目の前の定期テスト、あるいは模試、あるいはその先の入試でこの問題を解くのですよね?


その時には計算機は持ち込み不可ですよね?


だとしたら、その状況で100%の力を発揮できるように、今から同じ環境で準備するのが当たり前じゃないですか。


面倒だから計算機を使う・・・というのも、その問題の答が知りたいだけならOKだし、計算機の使い方に慣れるためならそれもOKなんですけどね。


でも今はそういう状況ではありません。


定期テストや模試や入試で力を発揮させるための準備だし、そのための力をつけるという点では、せっかくの練習の機会を自分で奪っているということに気が付かないといけません。


体力つけるために河川敷まで走ってこい!って言われてるのに、だるいから友達の自転車に2人乗りで乗せてもらいました~って感じですよ。


河川敷に行くことが目的なのではなくて、走って体力をつけることが目的なんでしょ?


いや、こんな簡単な計算できますから・・・っていう言い訳も、目的がわかっていたら出てこないはずです。


できるかどうかではなくて、より早く、より正確に解くための訓練の機会なので、それを無駄にしているということに気が付いてもらわないと・・・・


困ります。

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