【竜操教室 塾長日記】勉強は基本的に面倒なもののはず。
勉強は基本的に面倒なものです。
よく、「勉強が楽しくなる塾」とか言うところがあるけれど、中には楽しい勉強もある一方で、やっぱり面倒なものは面倒だし、興味無いものは興味無いわけですよ。
それを「楽しくなるよ~」って、まるで全部の勉強が楽しくなるように言うから、生徒が誤解するのです。
これやってみようか~?と提案したときに、「めんどくさっ!」っていう反応になるのは、そもそも勉強が面倒なものだとわかってない証拠です。
自分の目的を達成するためには、面倒だろうが、興味なかろうが、やらないといけないことや避けては通れないこともたくさんあるんだということを理解させるのが、指導者の仕事じゃないですか。
むしろ将来、興味のあることだけ、楽しそうなことだけやりたいと思うのであれば、今のうちに面倒なことややりたくないことでも、上手くこなしていく能力やそれに向かうモチベーションコントロールを身に付けておかなければいけないのです。
そのための訓練が学校生活なんです。
興味があることは、どんなに面倒でもなんとかなります。
でも、これから先の長い人生では、そんなに興味も無いし、結構面倒なことだとしても、必要ならやらないといけないなんてことは山ほどあるわけで、それらをすべて、「めんどくさっ!」の一言で回避できるわけがありません。
簡単にできることや、誰でも楽しんでやれることだけやっていても、まったく成長しません。
面倒くさいし、やりたくないことかもしれないけど、それを敢えてやることが次につながります。
「めんどくさっ!」っていちいち反応している場合ではありません。
勉強はそもそも面倒なものという前提の上で、日々コツコツと取り組めるようになって欲しいと思います。
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