【竜操教室 塾長日記】漢字で書こうよ、日本人だもの。
始業式、つまり課題提出日を1週間後に控え、どの生徒も課題をこなすのに必死です。
まあ、確かに結構な量なので、大変は大変です。
でも、だからと言って、漢字で書くべき答を平仮名で書きまくるのはどうなんでしょうね。
書こうと思ったけど忘れちゃった・・・というのは仕方がありませんが。
問題文中に漢字で書いてあるものや、答合わせですでに解答を写すだけのものまで、平仮名で書いているのを見ると眩暈がしそうになります。
申し訳ないですが、これはもう躾のレベルの話だと思うんですよ。
今までそれで許されてきているから、習慣化してるんです。
本人は、なんでだめなの?と本気で思ってます。
お願いなので、自分の子供が宿題をやっているところを、チラッとで良いので見てやってください。
そして、写すだけのものまで漢字を使わずに平仮名で書いているのを見たら、必ず注意してやってください。
「いやいや、もう今さら親の言うことなんて聞きやしませんよ」
と思っているのなら、そうなるまで放置したことを反省して、それを学校の先生や塾の先生が言ったところで、簡単に治せるものではないと理解してください。
日本で学んでいく以上、日本語の理解力によって学力は上限を決められてしまいます。
その大半は、小中学校で習う漢字と、それを使った熟語、それらを合わせた語彙の量で決まります。
漢字を放棄するということは、日本での学問すべてを放棄することだと言っても言い過ぎとは思いません。
テストの時のように、何も見ないで書かなければいけない場合を除いて、漢字で書けるものは漢字で書くということが当たり前になるようにしていかなければと思います。
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