【竜操教室 塾長日記】何をしたら良いのかわからないなんてことはありません。

よく面談で、「何をしたら良いのかがわからないので、成績が・・・」と相談されるのですが、「何をしたら良いかわからない」ってことは本来無いはずです。


まず第一に課題を100%提出しているかどうか。


出せていないのであれば、まず期限を守って出すこと。


「何をしたら良いのか」などと言っている場合ではありません。


そしてもし課題を100%出せているのであれば、どの程度自力で解いているかのチェックが必要です。


100%提出していても、全部答を丸写ししているのであれば、少しずつでも自力で解く問題を増やしていくこと。


「何をしたら良いのか」などと言っている場合ではありません。


さらに、その時解けなかった問題をどうしているのか?ちゃんと解きなおしているのか?ということになります。


もし解き直しをしていないのであれば、答を見なくても答えられるようになるまで解きなおすこと。


ここまで、「何をしたら良いのか」などと言っている場合ではないのです。


何をしたら良いのかは明確ですし、本人も薄々わかっているはず。


でも、わかっていても面倒だからやらないだけです。


厳しい言い方ですが、「何をしたら良いのかわからない」というのは、「面倒なことはやりたくありません」と言うのと同じことですよ。


「面倒なことは一切やらずに成績をあげるには、どうしたら良いのか教えてください」と言っているようなものです。


塾にいくらお金を使っても、そんな魔法のようなことは絶対にありません。


そんな魔法はどこにも無いという前提をまず理解してもらうところからですね。


結果を出すためには、それなりの時間と努力が必要ということを納得して初めてスタートラインに立つことになります。

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