【竜操教室 塾長日記】なんで答の冊子を一緒に持ってきてないのか?ってことです(-_-メ)

いつも言うことですが、


テスト前に提出指示をされているワークや問題集と解く時には、必ず解答解説を見ながら進めて欲しいのです。


答を用意せずに、ただ解き進めていくだけ!というのは勉強じゃありませんので、即刻止めてください。


中には、親に答の冊子を隠された!って生徒も居るのですが、勉強をするのには答の冊子は絶対に必要ですので、すぐにお子さんに返してあげて欲しいと思います。


答を見ながら進めると言っても、丸写しをしろ!と言っているわけではありません。


答を横に準備しておくのは、すぐに答合わせをしたいからです。


自信のある答は良いですが、少しでも自信の無い答だったり、そもそも答がわからなかったりしたら、すぐに正解を確認する癖にして欲しいのです。


できる子たちの感覚はこうです。


勉強というのは知らないことを知る、できないことをできるようになると理解しています。


だから、問題を解いたらすぐに正解を確認したい!


正解がどうかもわからないまま放置して次へ行くことが、気持ち悪い!


だから、答の冊子を興味を持って見るし、自分の答が間違っていれば解説を読んだり別解をチェックしたりという使い方が自然とできるようになります。


でも、できない子たちは、問題を解いてページを先へ進めることが勉強だと思っているので、とにかく問題を解けば良いのであって、それが正解かどうか、その問題をできるどうかには興味がありません。


その上、〇付けは一度にやった方が楽だ!というぐらいにしか思っていないので、どうしてもやりっぱなしで後回しにしていくのです。


これが長年の習慣の中でそういう違いになっているのだとしたら、ものすごく大きな問題だと思います。


丸写しにしてしまうから、という理由で答を取り上げてしまうと、その子にとって答は本当に丸写しするためのものでしかなくなります。


勉強をしている時に正解かどうか確認をしたくても、その場でできないとなると、時間が経てば経つほど、そのうちどうでも良くなってしまいます。


時間が経ってから答を渡されて答合わせをしても、どうして間違えたのかとか、どんな問題だったのかとか、そんなもの気にならなくなるのです。


そうなると、答の冊子はただ〇か✖かをチェックするためだけのものか、一気に丸写しをするためだけのものです。


小学校の低学年からそんな勉強のやり方を定着させてしまうと、それを修正するのが大変です。


もし今もそんな状態で勉強をした気になっているのなら、すぐにやり方を変えましょう。


答を横に用意してすぐに正解を確認し、間違っていたのであれば、すぐその場で解き直す。


自分の答が正解なのか間違っているのかに、その場でもっともっと興味を持つ。


そういう習慣に変えるだけでも、理解度は劇的に変わると思いますよ。


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