【竜操教室 塾長日記】推薦入試 < 一般入試 って、そういうのを僻みと言うんです。
共通テストが難化して・・・
一般入試が厳しくなった・・・
みたいな報道があると、必ず出てくるのが、「推薦入試」をなんとかしろ!みたいな意見ですが・・・
要するに、学力入試よりも書類選考、小論文や面接などで決まることの多い面接試験の合格者は、その大学にふさわしい学力を伴っていないので、一般入試組と一緒にして欲しくない!というような意見です。
何を言ってるんだか・・・と思います。
そういうことを言うのは、おそらく偏差値という価値観にガチガチに固まった昭和世代の人が多いだろうと思うのは塾長の偏見かもしれませんが。
その大学がいろんな入学基準を設けている以上、そのルールに従って合格を勝ち取ることの何が悪いのかってことですよ。
推薦で通ろうが、一般で通ろうが、エスカレーターで進もうが、そんなもん関係ありません。
少なくとも第三者がおかしい!って言うことがおかしいんですよ。
推薦で合格する方が一般入試に比べて著しく簡単なんだったら、最初から皆推薦を受けたらいいんです。
実際は推薦だからと言ってそんなに簡単なものではありませんし、それにはそれなりのスキルも必要とします。
同じ陸上競技会に出場するのでも、100mで出るのか、3000mで出るのか、要するに競技が違うわけですよ。
どっちの方が上という考え方がそもそもおかしくて、一般入試で課されるテストの点数が良い方がいつもいつも偉いって考えるその考え方の方が危険です。
推薦入試を選んだ人はそれに向けて頑張ったんだし、一般入試を選んだ人はそれに向けて頑張るだけのこと。
他人がどうこうではなく、まず自分を見つめて努力を怠らないで欲しいと思います。
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