【塾長日記】それで暴動は発生しないのか不思議でしょうがない件

昨日ニュースを見ていたら、小学校の夏休みを10日間にする試みを取り上げてました。


へ?


”10日間短縮”ではないですよ。


10日間にするという話です。


なぜ?そうするのかの理由の1番手が、教員の多忙化を解消するためなのだそうです。


いや、そりゃあ教員は大変です。


多忙化はなんとかして改善してあげなければいけないと思います。


けどね。


その解決策として、夏休みをたった10日間に限定してしまうって、他に方法は無かったんでしょうか?


保護者の方は、いろんな理由でおそらく賛否両論だと思います。


もしかすると、説得すれば、この案をわかってもらえる?かもしれません。


でも、子供たちはどうですか?


もし子供たちも賛否が拮抗しているのであれば、やってみても良いのかなと思いますが・・・


そんなわけないでしょう?


何年もかけて徐々にならまだしも、突然今年から10日間にします!って言われたら、泣いちゃいますよ。


塾長がもしこの学校の児童だったら、職員室に駆け込んで、先生に公開ディベート対決を挑みますね、絶対。


この決定において、そもそも、子供たちの意見を聞く気があるとは思えませんし。


子供は、大人の言うことに黙って従っていればいいんだ!


そういう感じが見え見えです。


それに、


先生方だって、これで本当に働き過ぎが改善されるんでしょうか?


嫌々、仕方なく労働時間が長くなっている先生は、少しは改善されるかもしれませんけれど、教員の仕事が大好きで働いている先生は何にも変わらないでしょう?


だって、タイムカード管理しているわけじゃないのだから、そういう先生たちは、余裕が出た分をさらに大好きな仕事に回すだけです。


で、結局、嫌々働いている先生たちと、仕事大好きの先生たちとで、同じ給与同じ待遇で働き方と成果に大きな格差がついて、今までよりもさらに問題が大きくなるだけ・・・と思います。


まあ、他所の自治体なので関係ない話ですが、岡山市や日本全体がこんなことにならないことだけを祈りたいと思います。

毎日ごろごろするのも大事。

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