【塾長日記】自己診断テストは出題範囲表とにらめっこしながら勉強をする癖をつけましょう。

竜操中の3年生は修学旅行の日程の関係で、本来春休み明けにすぐ実施される自己診断テストは5月1日に延期になっています。


ということで、間に修学旅行を挟むとは言え、まだ2週間まるまる勉強をすることができます。


すでに”出題のポイント”という範囲表が配られていますので、これを見ながらしっかり準備をして欲しいところです。


毎回のことですが、この”出題のポイント”をどれだけ上手く活用できるかが得点に大きく影響をします。


特に理科なんて、どの単元の何に関する問題が出るかがそのまんま書いてあったりします。


例えば、(おそらく)大問1に出題されるであろうポイントを列挙します。


・植物の葉のつくりについて理解している。

・植物が葉で行うはたらきについて理解している。

・観察器具を適切に操作することができる。

・気体の性質を理解し、気体を発生させる方法や、気体の性質に適した集め方がわかる。


↑ ここまで詳しく書いてあるのです。


どんな問題が出て、何が聞かれるのか、だいたいわかっちゃうじゃないですか。


葉のはたらきと言ったら、3つあるけど、その中でもたぶんアレ。


この場合の観察器具って言ったらもう、アレかアレしかないですし。


同じ問題内で出てくる気体と言えば、アレとアレしかないでしょう?


その発生方法と性質、集め方をチェックしとけばこの大問は満点ですよ。


他の科目は理科ほど内容を特定できませんが、それでも出題のポイントには出題のキーになる言葉がたくさん書いてあるのです。


成績上位層の子たちはそれがわかっているので、ポイントを見ながら何が出題されるのかを予測しつつ勉強しているので、より精度が高まります。


成績が中位の子たちは、ポイントを見ているのに、まったくそれとは関係ないところを一生懸命勉強しているので、なかなか点数に結びつかず、


成績が下位の子たちは、出題のポイントのプリントがすでに行方不明になっていたり、「へ?そんなのもらったっけ?」「いつテストがあるの??」という状態で、点数UPどころではありません。


本来持っている力の違いもありますが、準備段階でもレベルによって大きな違いがあるのです。


当然、得点にも大きな違いが出てきます。


ここですよね、ここ。


もし本当に得点を上げようと思うのであれば、まず準備段階からレベルを上げていくように努力して欲しいところです。


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