【塾長日記】ただ漠然と勉強をしていても、思うような結果は出ませんよ。
テストに向けて勉強をしようという時、与えられた範囲を自分がどの程度の時間をかけて勉強したら結果が残せるのか、わからないままなんとなく勉強をしている生徒が多いです。
まあ、それがわかれば苦労はしないのですが、それにしても、そのテスト対する自分の仕上がり具合がわからないままテストを受けていて、結果分析も何もあったもんじゃないというのが普通の生徒の姿と思います。
例えば、次の英語のテストに向けての勉強が仮に10時間必要だとします。
でも勉強できる時間は4時間しかありません。
それで、ただなんとなく全体を4時間、広く浅く勉強してしまいます。
時間の比は10対4なので、40%程度が知識として残ればいいかな・・・と思いますよね。
これが、実は全然ダメなんです。
感覚的な話で申し訳ないのですが、
全体を薄く40%勉強したとしても、なかなか問題を読んで正解を導くレベルまでは届かないことが多いと思います。
見たことあるけどわからない。
やったことがあるけど、答を忘れた。
それで結局100点満点で40点どころか20点も取れないということが起きてしまいます。
こうならないためには、広く浅くではなく、最初から狭く深く範囲を絞ることが大切と思います。
狭くても良いので、限られた時間の中で完璧にした単元を少しずつ増やしていく。
これ、鉄則です。
やったところとできなかったところ。
どのくらいの時間でどのくらいの範囲を完璧にできるのか。
それを自分の中で理解できるようになれば、じゃあ全体を完璧にするのにはあとどのくらい時間が必要か、考えられるようになってくるでしょう?
そうやって結果を出すための方策を自分で考えるようになって欲しいと思います。
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