【塾長日記】将来の夢を追うならば、3年後、5年後のあるべき姿から考えよう。
いよいよ来週から新学期の授業がスタートです。
株式会社学研ホールディングス学研教育総合研究所が毎年このタイミングで発表する「小学生白書2016」の最終調査結果。
「なりたい職業ランキング」の男子部門では、プロサッカー選手が1位、プロ野球選手が2位、以下、警察官、医師、ゲームデザイナーと続きます。
女子部門では、ケーキ屋が1位、パティシエが2位、以下、医師、教師、パン屋さんなのだそうで。
今年はついに「YouTuber」がランキングされたと話題になっていました。
まだまだ小学生ですから、いろいろ夢があって良いなあと思います。
ところで、
高校の非常勤で新しく担当するクラスでは、毎年最初のオリエンテーションで、生徒たちに必ずいくつかの質問に答えてもらうことにしています。
年によっていろいろ質問内容は変えるのですが、次の2項目は決まって質問するようにしています。
◆あなたの将来の夢は何ですか?
◆3年後(5年後)、あなたはどこで何をしていますか?
高校生になると、小学生と違って将来の夢と現実との狭間で悩み、気軽に「〇〇になりたい!」と言えなくなっている生徒も多いように思います。
”プロスポーツ選手”とか”YouTuber”って、そう簡単に慣れるもんじゃないしね~
だからまだ、何になるのか、何をしたらいいのかなんて、わかんないよ~
という生徒が本当に多いのです。
ただ、たとえ将来の夢がわからなくなったり、漠然としていたとしても、3年後や5年後というのはすぐにやってきます。
だから、自分の将来について考えることをすべて先送りにしてしまうのではなくて、少なくとも目先の現実的なところぐらいはちゃんと考えてみて欲しいと思っています。
何も考えないまま、ただ1年2年が過ぎていくのって、本当にもったいないですよ。
夢に向かって、今からできることや始められることだってたくさんあるかもしれません。
遠い将来のことはわからなくても、3年後、5年後に、どういう自分でありたいかを考えながら、今日、明日、今週、今月、今年を過ごせるようになれば、素晴らしいと思いませんか?
え?思わない?
・・・・・。(・_・;)
これがいつもなかなか伝わらないのがちょっと寂しいのですが、へこまずに今年も問い続けることにしたいと思います。
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