【竜操教室 塾長日記】ちゃんと読んでないでしょ？

問題文には大切なことがたくさん書いてあります。

問題を作った人がどう考えていたのか、解く人にどう考えて欲しいのか、そういう情報が問題文には詰まっているのです。

国語の問題ではよく「出題者の意図を読め！」と言われるのですが、それは他の教科でも同じこと。

図があるからと言ってすぐに図だけに注目したり、表があるからと言ってすぐに表だけを見ていたのではダメです。

ふつう、問題文には余計なことは書いてありません。

（最近流行りの「太郎君・花子さん問題」には余計なことが書いてあることもありますが）

一言一句を追って、なぜここでそんなことに触れられているのか、なぜそんな条件や仮定が指定されているのか、出題者は何を考えてそんな事を言ってるのかを考えるようにすると、今まで見えてなかったものが見えてくるようになります。

なんとなく「こうじゃないかな？」というあやふやな推測だけで解いていたものが、確実に自信を持って解けるようになってきます。

問題文をよく読み込むことは基本中の基本ですので、徹底したいと思います。