【竜操教室 塾長日記】そりゃ、そうなると思ってました。
全国学力テストの結果、休校期間とは相関関係が見られなかった・・・
という事実に対して、各方面の自己正当化が激しいのでびっくりしています。
特に、学校や先生や生徒が頑張って取り戻したからだ・・・・って。
本当にそう思ってるんでしょうか。
そもそも、休校期間中に習った内容がピンポイントで出題されてたんですかね?
それさえ検証されていないのに、取り戻したもなにもないでしょう。
何を失ったのか、何を取り戻したのか、そしてそれは出題されていたのか、そしてその範囲の正答率に限ってみて、相関関係があったのか・・・
単純に、学校の学力に関する存在価値や影響度合いは、たかだか1か月や2か月の休校とは関係ないですよってことじゃないかと個人的には思います。
あまりに長期でなければ、どんな環境でもやる奴はやるし、やらない奴はやらないんです。
そして、環境というのはもちろん学校の中だけではないし、学力に絞って言うと学校の授業の関与度合いなんてもともと少ないってことが証明されただけです。
ある意味、当然の結果です。
学校の、それも授業の、存在意義が問われているのですよ。
休校しても変わらずに済んだ・・・ではなくて、休校しないで通常通りの運営でも成績を向上させられないってことじゃないですか。
少なくとも、この結果を見て先生が自画自賛している場合じゃないのは間違いありません。
反省ですよ、反省。
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