【竜操教室 塾長日記】なんだか、よくわかりません。
通知表がほぼ出そろって、比較してみての印象ですけれど。
評価点数の根拠がますますブラックボックス化しているような気がします。
高校の場合はテストの点数+課題点+態度点で毎回点数化してますから、それ以上に教員の裁量の入る余地はありませんが、中学校はどうなってるんでしょう?
なんか、イメージだけなんですよね。
提出物も出すだけじゃなくてその中身も評価されるとか。
小テストの点数も加味されるとか。
ノートチェックの評価、レポートの評価も加味されるうえに、自己診断テストの結果も印象に影響を与えるのだそうで・・・
どこからがAでどこからがB?
それも、何を見てつけてます?
テストの点数を取るだけじゃダメ、提出物も出すだけじゃダメ、ってことはわかりますが、もっと具体的にどこまで点数を取って、提出物の仕上がりもどこまでを求めているのか。
そういうところがまるっきり見えないので、思ったような点数が取れなかった生徒たちは、その評価をつけている先生に不満をぶつけることになってしまいます。
結局、普段の印象だけで評価してんじゃないの?って思われても仕方がありません。
本来は、評価を見て自分の状況を振り返り、反省し、改善につなげることが目的のはず。
提出物やレポートに毎回「A」とか「B」とか書いてありますが、じゃあ「B」の生徒はどこをどのようにすれば「A」になるのか、わかってますか?ってことです。
本人の中では頑張っているつもりでも、先生の求めているものと違っていれば「B」になってしまうのは仕方が無いとして、そもそも先生の求めているものがどこなのか本人に伝わっているのかどうかが問題なんですよ。
そうか、俺はここができていなかったから「B」なので、2学期はここを頑張って「A」にする!
そういう明確な目標を本人がまったく持てていないのが問題だってことです。
1学期末の評価はあくまで通過点だとしても、今は通知表の点数で合否が決まってしまう私立もたくさんあるわけで・・・
たった1の差が大きな大きな意味を持ちます。
評価者である先生方は、もう少し明確な基準を生徒たちに理解させる必要があるんじゃないでしょうか。
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