【竜操教室 塾長日記】今日は終業式

通知表が出ます。


5段階評価です。


と言いつつも、実際のところは3・4・5の3段階評価。


口に出して言わなくても、1・2は授業に参加する意思がないものとして扱われていることを理解してもらわないといけません。


その評価がどこで響くかというと、とにかく高校入試の時に大きく響きます。


特に、2と3の間には大きな大きな大きな差があるんですよ。


高校の先生は評価に4がいくつあるかよりも、2や1があるところに必ず注目します。


中学校の現在の評価方法では、2や1になる原因はテストの点数だけではないから、学力以外に勉強に対するモチベーションの面で必ず問題があると見ます。


でもそんなこと本人は意識してないから、「あの先生ちょっと気に入らない」ぐらいの適当な理由で課題を出さなかったり、反抗的な態度を取ったり。


ある意味、「2」を取ることで抵抗してるつもりなんですかね。


それによって将来自分がどれだけの不利益を被るのか、そういう損得勘定ができないところが問題なのです。


それをわかった上でやってるんだったらそれは本人の自由と思いますが、ほとんどの場合、何も考えてません。


自分が他人から評価されている立場だという意識すらありません。


自分が評価されている意識は無くても、自分は逆に周りの人だけでなくいろいろなものを評価してるはず。


例えば単純に、初めて行くお店を選ぶ時に、SNSの評価が☆2つのところと☆4つのところだったらどっちを選びますか?ってことです。


これよく誤解されてるんですけど、「☆2つの店」は「☆4つの店」の半分くらいの評価だから半分くらいの売上しかないって思ってたら大間違いですよ。


実際には誰も「☆2つの店」なんて選択しないから、100対0で「☆4つの店」の圧勝です。


そうやって「☆2つの店」は淘汰され消えていくんです。


それが世の中だってことを理解させていくことも大事な仕事だと思います。


努力して取れるものなら取る努力をすべきってことです。


自分のために。

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