【竜操教室 塾長日記】一律の講義なんてしてる場合じゃないと思いますけど
演習形式で授業を進めていると、「え?ここで詰まってたのか~?」という場面にめちゃくちゃ出くわします。
ほとんどの場合、今まさに教えている内容は理解できていて、ちょっと前や昔昔に習った内容が忘れられたり、できなかったり。
現在の授業は、それまでの内容が理解できている前提で進められているので、そりゃあ、今どんなにわかりやすい説明をしたところで、前提が抜け漏れしていたら、わからなくなって当然なんですよ。
面倒だけど、個人個人で違うその抜け漏れをその都度見つけてつぶしていく作業をしない限り、理解度は深まりません。
それが自分でできる人は、そもそも今も困ってないことがほとんどだし。
今困っている人は、どこで困っているのか、せめてそれを自分でアピールできるようになって欲しいと思います。
少人数の内なら見つけてあげられるけど、集団指導の教室内では物理的に限界があるし、そもそもそれが講義主体の授業だったら、そんな個人の抜け漏れなんて無視するしかありませんから。
いや、だからやっぱり通り一遍の講義は映像に任せて、それよりも個人演習の状況をチェックして修正する方が理にかなっていると思うんですよね。
学校の授業も早くそうするべきなんでしょうね・・・
なかなか難しいです。
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